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ファイトケミカル

ファイトケミカルとは?

ファイトケミカルとは?のイメージ

ファイトケミカルは強い紫外線により発生する活性酸素や害虫による危害から植物が身を守る為に作り出す植物性成分です。ファイトケミカルには強力な抗酸化作用・免疫増強作用・抗がん作用があります。ファイトケミカル(phytochemical)のファイト(phyto)とはギリシャ語で【植物】、ケミカル(chemical)は【化学】を意味しています。ファイトケミカルの数はおよそ1万種類くらいあると考えられていますが、現在、見つかっているのは1000種類余りです。また、ファイトケミカルは野菜や果物の色や香り、苦みとして感じる成分です。

抗酸化作用

抗酸化作用は、わかりやすく言えば、酸化を抑えて身体をサビつかせないようにする機能で、活性酸素を無毒化する働きです。ファイトケミカルには、活性酸素の毒を無毒化する優れた抗酸化作用があり、特に細胞の中に発生した活性酸素から身体をガードしてくれます。

免疫増強作用

ファイトケミカルの免疫増強作用には、免疫細胞の数を増し、働きを活性化する作用、免疫細胞を活性酸素から守る作用、がん細胞を攻撃する免疫細胞を活性化する作用があります。

抗がん作用

ファイトケミカルは、がんを誘発する活性酸素に対抗したり、がんのプロモーターと呼ばれる発がん物質に対抗したり、免疫細胞を活性化させることにより抗ガン作用を発揮します。

五大栄養素とファイトケミカルの違い

五大栄養素(糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル)は体の素材を作り、生存に必要なエネルギー源を作りだす成分ですが、最近は五大栄養素の過剰摂取が問題となっています。炭水化物の摂り過ぎは、肥満・糖尿病・メタボリック症候群の原因になります。脂肪や肉の摂り過ぎは大腸がんなどのがんの危険因子である事も示されています。また、ビタミンやミネラルも過剰摂取によりいろいろな障害がおこします。一方、ファイトケミカルは、五大栄養素の分類に入らない為「非栄養素」とされてきましたが、ごく最近になってファイトケミカルの強力な抗酸化作用・免疫増強作用・がん抑制作用が明らかにされ、私たちの体に必要なとても重要な植物性成分であることが示されました。

人間はファイトケミカルを作れない

植物は何億年という年月をかけて、自らの身を守るためにファイトケミカル遺伝子を獲得しました。その為、ファイトケミカルの9割は野菜や果物など植物性食品に含まれています。一方、人間はファイトケミカルを作る遺伝子を持っていません。従って、私たちはファイトケミカルを、植物(野菜・果物)から摂取する必要があります。長寿村の住人を調査すると、抗酸化作用や抗がん作用のあるファイトケミカルたっぷりの食事をしている事がわかってきました。すなわち、ファイトケミカルは健康長寿に欠かせない植物性成分なのです。

スープにするとより効果的にファイトケミカルを摂取できる

ファイトケミカルは植物の細胞内に含まれる安定した物質です。そのため私たち人間がこのファイトケミカルを体内で吸収するためには植物の細胞膜を壊したうえで摂取しなければなりませんが、残念ながらミキサーなどで破砕した程度では細胞膜は壊れません。当然、ファイトケミカルもうまく摂取できません。しかし熱を加えるとずっと効果的にファイトケミカルを摂取できます。すなわち、野菜のファイトケミカルは熱を加えることで自然に細胞外に溶け出し、ある一定時間、煮出し続けると、その効力の8
~9割が煮汁に溶出します。もちろん、その効力には強力な抗酸化作用、免疫増強作用、抗がん効果も含まれています。じっさい、生野菜ジュースに比べ、同じ野菜を煮出したスープ(上澄み)には10~100倍もの抗酸化作用が潜んでいることが証明されています。一般的に果物や野菜の健康的な摂取というと、サラダや生ジュースを思い浮かべるのではないでしょうか?しかし、抗酸化作用、免疫増強作用、抗がん効果に関していえば、それよりもスープにして利用するほうがずっと大きな効果が得られます。

ファイトケミカルスープの作り方

 


 ファイトケミカルスープの作り方

 簡単なファイトケミカルスープの作り方があります。キャベツ、たまねぎ、にんじん、カボチャをそれぞれ100gずつ用意し、食べられる大きさに切って、鍋にいれます。そこに、1000ccの水を入れ、蓋をして30分間煮ます。これで、ファイトケミカルたっぷりのスープができます。調味料は全く加えず、鍋はできれば琺瑯鍋を使って下さい。


用意する材料
キャベツ  100g
タマネギ  100g
ニンジン  100g
かぼちゃ  100g




作り方
 4種類の野菜を食べやすい大きさに切り、鍋(ルクルーゼなど琺瑯鍋が良い)に水1000cc加え、沸騰させ、鍋に蓋をして弱火で 30 分間加熱する。
 これでファイトケミカル基本スープの出来上がり。調味料や食塩は一切加えません。


摂取の仕方

 ファイトケミカル基本スープの一回の摂取量の目安は200cc。一日の摂取量の目安は200cc〜400cc。空腹時、特に早朝時にコーヒーやお茶を飲む前に摂取します。
 免疫力を高めたい、あるいは白血球を増やしたいと言う時は1日3〜4回空腹時(早朝空腹時、食間、食前)に摂取します(1日量600cc〜800cc)。
 また、減量目的、ダイエット、メタボリック症候群の改善には1日2〜3回(早朝空腹時、昼食前、帰宅直後)に摂取します。
 暖かいスープはより効果があるが、夏は冷やしても問題ありません。

 このスープには、ポリフェノール、ケルセチン、βカロテン、食物繊維などがたっぷり含まれています。食事の前にスープを飲むと効率よくファイトケミカルが摂取できます。残った野菜は、スープと一緒に食べても良いし、味噌汁の具などに使います。
 風邪気味の時は、たっぷりのショウガ、コショウ、ネギとチキンの手羽先を入れてファイトケミカルスープをつくります。また、トマトやセロリを加えたり、いろいろなスープができます。
 また、カレー粉をいれるとファイトケミカルたっぷりのスープカレーもできます。


ファイトケミカルスープの効果

ファイトケミカルスープの食効の一つに、免疫増強作用があります。ファイトケミカルスープを毎日摂取すると、免疫細胞(白血球、好中球、単球、リンパ球)が増加しました。これは、抗癌剤やインターフェロン(ウイルス肝炎治療薬)の治療を受けている患者にとって朗報です。抗癌剤やインターフェロンの治療中はその免疫抑制作用が原因で、白血球が減少し、治療の中断を余儀なくされる事も多いのですが、ファイトケミカルスープを続けて、それまで中断していた抗癌剤やインターフェロン療法をたくさんの方が継続しています。ちなみに、ファイトケミカルスープ(200ml)を1日3回摂取により、白血球、好中球、単球、リンパ球数は下の表に見られるように有意に上昇しました。


ファイトケミカルエキス

 ファイトケミカルスープを毎日作ることが出来ない忙しい方のために、ファイトケミカルスープをそのままフリーズドライにした「ファイトケミカルエキス」が作られました。
熱湯を加えてスープにしても、そのまま顆粒のままでも摂取できます。
 ご注文はファックスあるいはメールにて可能です。お支払いはくろねこヤマト宅急便の着払いとなります。